第12回公演
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トランクス |
1970年代から80年代のヒット曲ナンバーでつづりながら、久々に演じる『石崎 進』を始め、P.O.D.の中でも特異なキャラクターを持つベテラン5人が、まさに個性をぶつけ合うように演じました。
演出は初担当の『上手 典男』。市販されていない脚本をビデオでセリフを拾い上げ、アマチュア劇団には難しい脚本を忠実に再現。
苦心して作り上げた手動式・回り舞台のセットもアマチュア劇団にしては、まさに珍品で、その動きは観客の驚きを誘いました。
また、役者が生バンド演奏を繰り広げる試みも見せました。
上演時間は今まで最高の2時間50分。役者はまさに「スタミナ」との戦いを強いられる「大変」な公演ではありましたが、観客はその『上手』ワールドに笑い、そして泣いて応えてくれました。
その様な背景の中、劇団P.O.D.全員がお客様に感謝の念を更に強く持ったのは言うまでもありません。この公演は特殊な味のする、楽しく、忘れることの出来ないものになりました。
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