劇団P.O.D.第25回公演
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ドキュメント-6
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2004年7月4日(日)、5日(月)の報告です。
(レポート:記録係、写真撮影:中川英子)
これは何でしょう?
はは〜ん、これは新撰組隊士の「手甲(てっこう)」ですね。
手袋のように手から肘にかけて、はめます。
丁度、手首から肘にかけて、写真のように鋼鉄製の平板が縫い付けてあります。
(これは特殊な材質の平版を縫い付けてあるとのことです)
刀から腕を守る為に縫い付けてあるのです。
一応、役者ごとにサイズを合わせてあるとの事で、
シールが貼ってありました。
衣装スタッフの皆さん、お疲れさま。
1週間前の通し練習なので、機材も本番に使用するものを使っていきます。
音響担当の山本光英も本番並の緊張感に襲われていました(笑)。
「そうです。いまから、緊張すればいいのです!!」
朝の通し練習が終わって、午後からの個々の練習場面です。
左 土方歳三役:中島 亮が、上段に構えて、
目の前のスイカを切ろうとしているが、
一瞬早く、右 宇部鋼四郎役:森山一典が、
横からスイカを切ろうとしているところ。
※スイカは出てきません。
夕方から大ホールをお借りしての最後の通し練習です。
照明設備が使えないので、ポータブルの
スポットライトを使用して舞台正面を照らします。
正面から確認用ビデオ撮影の為と役者のライト慣れの為ですね。
ステージ前に陣取って、音響:山本光英がスタンバイしております。
またまた緊張ですね。緊張感を自分の味方にして頑張って下さい。
通し練習が始まる直前、秋吉剣作役:浦出貴永が、
ステージセットのラインを見ながら、広さを確認中。
ここからは7月5日(月)の練習レポートです。
昨日の大ホールでの通し練習ビデオを皆で確認をしています。
実際、数日前になると全体の仕上がりの中で、
目立って修正しなくてはいけない場面等の共有が重要です。
いい意味での妥協点のバランスを検討している演出:中島 亮。
最後の仕上げに向けての難しい仕事です。
楽しくもあるビデオチェックですが、
やはり今後の課題が見えて来ているので、真剣になってしまいますね。
台本を手に気付いたところをチェックしている、
右 小野田鉄馬役:室崎雅紹と、中 音響:山本光英。
左 制作補佐:佐野由美は、なかなか日曜に参加できないので、
通し練習を見るのが初めてとのことでした。
それぞれの本番の日が近付きます。
制作補佐の浅野美穂子が、何やらこそこそ紙細工をしています。
何ですかその紙細工は?とお聞きすると、
「本番まで、内緒で〜す。」と言われてしまいましたが、
・・・秘密の設計図を発見いたしました。
ここ、これは、受付の横に置く「看板」ではないでしょうか。
まさかあの紙細工は「袴」でしょうか?
これは、本番の受付も楽しみですね。
先ほど入って来た関係者筋の情報によりますと、
受付では浴衣姿の方も見受けれるとのこと。
これまた、楽しみです。
さぁ、いよいよ直前です。
つづく
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