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劇団P.O.D.第25回公演

 

ドキュメント-2

2004年5月9日(日)の報告です。

(レポート:記録係、写真撮影:浅野美穂子

 
この日は男性の「着物」と「帯」「袴」が確定したので、
実際に役者が着てみて感触をつかみました。



洋服と違いまして、着物はふだん着ませんよね。
着ること自体が勉強なんですね。



左 演出:中島 亮第18回公演時に着物を着まして、
かなり訓練されているので、
教える側に立って頑張っております。



しかし、着物というものは恐ろしいもので、
しばらく袖を通していないと「????」
と、なってしまいます。



美祢役:酒井亜希子が、衣装合わせをしております。
女性は着物を着ると、とっても嬉しそうな顔をされますね。



沖田総司役:永森栄一が裾をたくし上げております。
男性は女性と違いまして、着物を着ると複雑な笑顔になるようです(笑)。



合っているかどうかは別として、次の段階に行きます。
いよいよ「袴」ですね。「どっちが前?後?横?」



衣装:中河香理も、つぐみ役として出演しますので、
この日は役者として自分を着つける訓練ですね。。



何とか履き終えた皆さん、お疲れさまでした。
「形だけ出来ても実際に役として動き回ると、
着くずれするので、着くずれしない着付けが目標ですね。」
と、役者陣は決意を固くしておりました。



なんのポーズか不明です。
「ウッキー」でしょうか?「なんちゃって」でしょうか?
左がたか子役:中川英子、右が美祢役:酒井亜希子。



男性陣は、衣装を着て刀を振る練習を行います。
練習には本番用の刀を使いますが、
今回のように適度の長さに切った丸棒を利用します。
本来であれば木刀といったところですが、
高価なので知恵の代用品ですね。



今回、会計補佐音響という大役を頑張っている、山本光英
初めてのことが多く大変でしょうが、皆、経験してきている道です。
頑張って下さいね。



刀を使った練習が始まると女性陣はちょっと部屋の隅に控えます。
中央に作務衣姿の京田充弘が真剣に剣さばきを見つめております。

最近、京田君は「辻切りの教室」・・・(笑)、
いや「居合いの教室」に通い始めて、「精神修養にまい進」しております。
また、教えて下さいね。



小野田鉄馬役:室崎雅紹の構えている丸棒を見ると、
第21回公演の練習に使用しておりました「丸パイプ」を思い出します。

今回の「丸棒」も以前の「丸パイプ」も劇団員の職場に協力をいただいております。
ほんとうにありがとうございます。


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ここからは、2004年5月16日(日)の報告です。

(レポート:記録係、写真撮影:浅野美穂子


衣装補佐の竹鼻ともみが、
例の○○組の羽織り袖の「ギザギザ」を縫い付けております。



練習では着物がしっかり着付けが出来ない状態でも、
ちゃんと着て練習を行うようにしています。



立ったり、座ったり、歩いたり、かがんだり、
普段普通にやっていることが、着物を着ると難しいのですね。
この芝居は「いつも着物を着ている」役なので、慣れない訳にいきません。



中央手前の桃山鳩斎役:本元真治
この派手な衣装は、本番衣装ではないと思いますが・・・。
少しでも衣装に近いもので、練習に挑もうということだと思います。



左の小野田鉄馬役:室崎雅紹が、バックアップ山本久美子
袴の縛り型を教えてもらっております。

山本さんは「居合い」暦が長く、剣さばきの方も
いろいろ教えていただきたいと思っております。

京田君を「辻切りの世界」に誘った・・・、
いや、「居合いの世界」に誘ったのは山本さんであることを
記録係は記録しています(笑)。


それでは、次回のドキュメントをお楽しみに!


つづく



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